pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

バレエ

『ラ・バヤデール』

最近、ファッションネタより増えたバレエネタ。 年末怒涛のように買い足した未見DVDと奮闘中。 さて。 私的にはバレエを観はじめてごく初期に実見する機会のあった『バヤデール』。 これもやっぱり、今思えばとてもロシア的演目。 2000年末にキーロフの東京…

白鳥みて比べ⑤

あけましておめでとうございます。 なんだかファッション記事が薄くなっていますが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて。 結局年末年始は思ったほどDVDを観られませんでしたが。 昨年末から盛り上がった白鳥は何とかラストDVDに到達。 ブルー…

グリゴローヴィチ版『ロミオとジュリエット』

なんだか、DVD鑑賞とAmazonのトリコな私。 「白鳥」熱冷めやらぬ中、ロミジュリにも食指伸ばし中。 先日のラヴロフスキー版がいま一つだったせいもあって、他の振付でお口(目?)直ししようとAmazonを観ていたら、めずらしいグリゴローヴィチ版がヒットして…

白鳥みて比べ④

悲劇バージョンの白鳥を見比べるために、ヌレエフ版を鑑賞。 古いけど名作、ヌレエフ自身がマーゴと踊っているのでもよかったけれど、どうせなら新世代を、ということで、2006年のオペラ座BDを買いました´д` ; フランスのバレエ団がわざわざロシア的演目をや…

ラヴロフスキー版『ロミオとジュリエット』

最近、白鳥で盛り上がっていましたが。 ちょっと前に購入したマリインスキーの『ロミ&ジュリ』をやっつけ鑑賞。 20世紀最大のクラシックバレエの演目がこの『ロミジュリ』だと思うのですが、なんといってもプロコフィエフの音楽が素晴らしい。 初期のソフ…

白鳥みて比べ③

先週の白鳥の盛り上がりで観なおした、伝説のプリマ マイヤ・プリセツカヤの『白鳥』。 あらためて、興味深いフィルムです。 プリ様はさておき、編集がとにかくソヴィエトっぽいんですわ。 だいたい全幕の白鳥は120分くらいの映像であることが多いのに、80分…

白鳥みて比べ②

政治家のように、前言撤回´д` ;。 ブルメイステル版のザハロワ&ボッレはすばらしいかった´д` ;、 ペアのポージングが完全無欠。 欲を言えば、前評判どおりザハロワよオディールはちょっと物足りない感じでしたが。 ちなみに、ファイト&愛は勝つバージョン…

白鳥みて比べ①

盛り上がりついでに、いままで観た『白鳥』を総括。 まずはDVDから。 上左から、 1.スウェーデン・ロイヤルバレエ ピーター・ライト版。 いまではあまり馴染みのない版かもしれませんが、滑稽さが薄くより現実的なところは西欧的。 美術が北方ヨーロッパ的な…

21世紀、バレエの行方。

ボリショイ観てきました。 うろ覚えですが、最後にボリショイのステージを観たのはもう10年以上前では。 『スパルタクス』以来のような気がします。 今年はザハロワがウリですが、人気モノのチケットはとるのが難しく、地元で我慢の子。 『白鳥』だし、近所…

マッツ・エク『ロミオとジュリエット』

すっかり秋めいて、素敵な日和が続きますが、どうやら寒暖差アレルギー気味。 ほとんど水を飲まないのに、身体の水分のほとんどが鼻水化しそうなので、ハイボールで水分補給(--;)。 それはさておき。 また買ってから捨て置いていたDVDをようやく鑑賞。 リー…

ヤン・リーピン『孔雀』

有名だけど、今まで観たことがなかったヤン・リーピンの舞台を観てきました。 コンテンポラリー、といえばそうなんだけど、西洋のダンス言語とは違い、中国、そして少数民族の伝統、ということで、ちょっと観方に戸惑うこともありましたが…。 途中で、気づき…

ボリショイバレエ『イワン雷帝』

着信音を変えたいな~、と思い、ituneで検索。 ヴォーカルがあると恥ずかしいので、クラシックでみていましたが、これがいい!のは案外少ない。 前はプロコフィエフの「シンデレラ」もあった(12時の音楽が結構アラームっぽい)のに、いまは「ロミ&ジュリ…

『マノン』見て比べ。

消費税UP前の駆け込み消費中。 CDやらDVDやらもあれやこれやと。 そんなわけで、先日のABT『マノン』を検証するために?、本家ロイヤルバレエのDVDを買いました。 タマラ・ロホとカルロス・アコスタの2008年コヴェント・ガーデン版です。 ↑元祖的なアンソニ…

ABT「マノン」

カンパニーとしては今ひとつ好きではないABT。 いかにもアメリカ的個人主義+資本主義的スターかき集めプリンシパルずが、全幕モノを演じるのはどうなんだろう…と思うのですが´д` ; びわ湖なら日帰り圏だし、実見したことのない「マノン」だから、ということ…

コンドルズ。

なぜか最近地元での公演が続くコンドルズ。 ホールには歩いてでも行けるので、歩いていく。 今回改めて思ったこと。 昨年は久しぶり感もあって、また前座ちびっこ(※実際にはそんなにちびっこではない)もそれなりに面白かったのですが…。 連続してみると、…

マッツ・エクとギエムの『カルメン』

いつかは実見したいと思っていたエクを、東京バレエのギエム公演で観る。 ギエム姐さんは2年ぶり。 まずざっくりいって、わかりやすい。 エクなので、シュールなカルメン新解釈を期待していたのですが、ふつうに物語バレエです。 カルメンについては、たまた…

ボレロみて比べ。

引き続き、ときどきボレロ体操(^^?)やってます。 ジョルジュ・ドンのメロディは飽きませんナ。 ↑これは20世紀バレエ団版かしら。 ドンの映像は顔のアップが多くて、メイクアップのせいか、エジブトのツタンカーメンとかアヌビス神なんかを思い出してしま…

哀と楽しみのボレロ。

秋の夜長とぽっこりお腹。 ラティーナのように、にわかにローライズ好きになったウサギさん。 軽くヤバイです´д` ;。 バレーダンサーの動きが、普段使わない筋肉を鍛え、無駄のない身体をつくるといったのは吉田都はんだったような。 食べないより鍛えたほう…

コジョカル初見。

昨年以上にバレエ不振な私。 とたいうか、自分の休みとうまく合わない´д` ; そんな訳で、また変なストレスが高まり、ミラノ・スカラ座を衝動買。 最近、スター・ダンサーは東京の平日キャストと私泣かせで困りますが、今回はなぜか奇跡のタイミング。 新世代…

9月のダンス記。

もうじき9月も終わりますが・・・。 今年はますます不況、そして日本敬遠のせいか、あまりめぼしいダンス公演がありません。 出不精もあいまって、このところ地元消化に。 先月末の東京バレエ団のドンキに始まって、月頭のコンドルズ、そして今日は金沢でヤ…

ベジャール「ザ・カブキ」

今日たまたまネット広告でNHKEテレの『バレエの饗宴』のバナーが目について、あわてて観ることに。 日本にいくつかあるバレエ団が、それぞれの十八番?らしい一場を演じるガラ・コンで、新国立バレエの『アラジン』(未見)、ノイズムの『solo for two』(…

ルグリ先生。

GWは家族との休みがあわず、結局一人で東京へ行くことに。 ギリギリとった各種チケットがとれてしまい、いささか気が進まないまま、ウィーン国立バレエの『こうもり』をみることに。 そもそもプティ爺さんもあまり好きではないのですが、『こうもり』はわた…

『鶴』

テンション下がって、無難な話題から。 冬は雪のため峠越え(越後湯沢あたり)ができず、武蔵の国行きが困難、ダンスはローシーズン。 ほんとうは現代モノが面白そうなハイシーズンなんですが。 雪解けを期して行ったのが、首藤康之主演ウィル・タケット振付…

エオンナガタ。

今年はギエム当たり年。 ひきつづき、東京で『エオンナガタ』を観てきました。 何の予備知識もなく行ったところ、開幕直前にツレから三人舞台ということをきく。 振付家のマリファントはともかく、演出家のルパージュはさぞ大変だったろう…。 ぜんぶ、ギエム…

バレエあれこれ。

10月からステージ行脚?再開です。 すっかりさぼっていますが、10月は中村恩恵&首藤康之をみました。 前席過ぎて、床に寝ころんだ日にゃよくみえませんでしたが…、たった二人で一時間強、ノンストップで踊ったからエライ。 東京バレエ団時代はそんなにな~…

カエルの弟子は孵る?

先週(今週?)、ジル・ロマン率いるモーリス・ベジャール・バレエ団の公演へ行ってきました。 今回は「火の鳥」をやるとのことで、東京公演へぜひ行きたく。 いつもながらに、イメージするベジャール芸術よりも実際のベジャール芸術はあっけらかんとしてい…

ヤン・ファーブル『またもけだるい灰色のデルタデー』

本気ステージは来月のベジャール東京公演までないので、なんだか暇なシーズンです。 先週、地元で東京バレエ団のクラシックの公演があったのですが、やる気のなさからチケットが買えず(公演の前日に前売りを買おうとしたら、プレイガイドがお休み)、なんだ…

バレエ『ノートルダム・ドパリ』

やっつけバレエ鑑賞。 なぜこのタイミングで買ってしまったのか、もはや忘れてしまったDVD。 1996年のパリ・オペラ座による公演です。 そして、私の苦手なローラン・プティの作品。 ときどき、「ノートルダム・ド・パリ」と「リゴレット」を混同してしまうの…

ピナ・バウシュ『オルフェウスとエウリディケ』

先日、ロイヤルのバレエをみました。 日程の関係で『ロミ&ジュリ』しか観れなかったので(『マイヤリング』が平日公演なんてひどい…)、地方公演の西宮に。 ダンサーよりも、マクミラン版実見という観点で見、昔みたフェリ&イーリング?のペアよりは毒がない…

『春の祭典』見比べ。

思えば、私がバレエ道(←?)に入ったきっかけは、1998年にいまは無きセゾン美術館で開かれた「ディアギレフとバレエリュス展」でした。 いまでもまあ、バレエといえばまずロシアの作曲家のバレエ音楽を思い浮かべるのもそのせいですかね。 それほどバレエに…