昨年以上にバレエ不振な私。
とたいうか、自分の休みとうまく合わない´д` ;
そんな訳で、また変なストレスが高まり、ミラノ・スカラ座を衝動買。
最近、スター・ダンサーは東京の平日キャストと私泣かせで困りますが、今回はなぜか奇跡のタイミング。
新世代(しかし今じゃすっかり中堅)ダンサーで未見だったアリーナ・コジョカルのチケットがとれました。
跳躍のみづらい2階席以上は好きでないのですが、ようやくとれたのは3階ナナメのB席。・゜・(ノД`)・゜・。
しかしまあ、角度的にはまずまず。
少ないながら、このところクラシックはマクミラン版のロミジュリが続くようで…、ちょいと食傷気味ですが、プロコフィエフの音楽に免じてまあよしとしよう。
(たまにはクランコ版か新版がみたいなぁ´д` ;)
ロミオ役のフリーデマン・フォーゲルは、以前「オネーギン」ですぐ殺されてしまうレンスキーでみたことがありますが…、今回は期待相応に長出番。
地味だけど、安心してみられるテクニックをおもちです。
爽やか役が合っているので、ロミオはまずまず適役。
知らなかったけど、ものすごい長身だったのね。
さて、コジョカル。
…
ジュリエットがはまり役過ぎて、なんだか感動薄。
なんというか、そのまんまにしかみえない。
ジュリエットは、大人っぽいダンサーが少女らしい初々しい演技をみせると、おお~、と思うんだけど。
そしてあらためてみると、マクミラン版のロミジュリは、ジュリエットの踊りの見せ場が少ないなぁ。
今回主役の二人はゲストで、その他のスカラ座メンバーは、バレエ古典のくにの老舗バレエ団らしく…、ドングリさんばかり。
安定はしているけど、華がない。
一番困ったのは、初めマキューシオとベンヴォーリオがどっちがどっちかわからなかった´д` ;。
頼みますよ。・゜・(ノД`)・゜・。