pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

バレエ

1991年版『バヤデール』

ビデオで見て以来、長年鑑賞がかなわなかった、1991年上演のマカロワ版『ラ・バヤデール』。中古のDVDが安く手にはいったので、ようやく再見が叶いました。結論から言って、映像記録のあるバヤデールでは名盤。配役は今や再現不可能なゴージャス・メンバー。…

「シンデレラ 問題」をマシュー・ボーンで考えた。

今年は自分のテンションなのか、世の中なのか、バレエイベントがほぼ皆無。 これがまた変なストレス?になり、迷いましたが、マシュー・ボーンの「シンデレラ 」を観ることに。 マシュー・ボーンはできればもっとコンテンポラリーな演目で観たいな~、という…

ノイマイヤー『タチアナ』

オペラはみたことがありませんが、うまく演じられればブラボー間違いなしのクランコ版『オネーギン』。 古の文学少女(笑)にはたまらない、文学バレエです。 クランコ版がそうなのか、は知りませんが、とにかく映像ソフトの乏しいお葱。 前にも書いたけど、…

ノイマイヤー『ニジンスキー』

ここ数年、すっかりノイマイヤーびいきですが、ここへきて試練か…? このところあまり舞台情報がなく、真冬の悩み深きシーズンでしたが、ハンブルグ・バレエ団の今年の来日公演が『ニジンスキー』と判明。 実見したいな~、と思っていた演目のひとつ。 世間…

アコスタ版『カルメン』に思うこと。

一度もみたことがない(来日もしていないのか?)カルロス・アコスタ氏、DVDのロイヤル・バレエの映像化が多いダンサーです。 ベスト・パートナーといわれたタマラ・ロホも引退(というか、昇進移籍)してからずいぶん経ち、もうお年なのでは…、と思って…

ノイマイヤー『ヴェニスに死す』

明日KAPITALの福箱予約開始、とのことで、更新の滞っている本ブログのアクセス数もなかなかのUP。 本人は、久しぶりに買おうかな~どうしようかな~、と迷い中。 今日が発売日だったらよかったのに。 さて。 今季最大(いつも)の寒気が来るそうで…

再びのベジャール『魔笛』

そうか、と思ったけれど、どうやらやはり1年ぶりのバレエ舞台鑑賞。 忙しかったのもあったけど、今年はみたい公演が少なかった…なぁ。 忙しいさなか、せめて趣味の時間を、と思いチケットを買ったベジャール・バレエ・ローザンヌの公演。 どうも、前回は2010…

東京バレエ団とベジャールの『ザ・カブキ』

以前、討ち入りのシーンをテレビで見たことがあって、一度全幕で観たいな~と思っていたカブキ。 しかし、忠臣蔵という題材のせいか、年末の上演が多く、雪深い北陸在の私には…なかなか観ること叶わず。・゜・(ノД`)・゜・。 しかし、今年は追悼記念とかなん…

ザハロワ&ボッレ『ジゼル』

というわけで。 7月に観たオールスター・ガラでのザハロワ様の神々しさを確認するため、スカラ座で2004年に客演したDVDを鑑賞してみました。 購入可能なソフトの多いザハロワ+ボッレ+スカラ座の組み合わせですが…、ボッレもある意味、私の中の評価の揺れる…

オーレリー・デュポンの『マノン』

100年に一人のダンサーが次々に?引退していく昨今のバレエ界。 昨年はオペラ座のオーレリー・デュポンが引退しました。オペラ座は42歳定年制だものね。 映画『エトワール』のころは、若者臭く斜に構えたコメントをしていたデュポンさまでしたが、あっという…

オールスター・ガラ2016

7月は予定外に奈良に行くなど、意外に動いたので、7月の連休は大人しく過ごすつもりでいましたが…。 世間の連休とずれたお休みですから、大人しくすると充実感がない。 ので、東京行く~?でもイベントないと…と検索したら。 1週間前でしたが、オールスター…

ピーター・ライト版『ジゼル』

今年のロイヤル・バレエ来日公演はヌニェスが観たい!と思っていましたが、どうにもお休みとあわず、ずいぶんグズグズしていました( ´Д`)y━・~~。 しかし、イベントがないのもツマラナイので、迷った結果、ローレン・カスバートソンの『ジゼル』を観ることに…

ノイマイヤー『真夏の夜の夢』

舞台不足で、ややしぶしぶ、ノイマイヤーのチケットを買いました。 本当はどうせなら新作をみたかったけど、休みの関係で『真夏の夜の夢』をみることに。 『人魚姫』以来のノイマイヤーですが、クラシック再振付は『眠り』をみたことがあり、しかしこちらは…

1年後の『ラ・バヤデール』

先日のザハロワに盛り上がったついでに、ブルメイステル版ミラノ・スカラ座『白鳥』を観ようか、と思いましたが、ちょっと『白鳥』を小休止にして、同じボリショイ、グリゴローヴィチ、という路線でザハロワ主演の『ラ・バヤデール』を観ることにしました。 …

ザハロワinグリゴローヴィチ版『白鳥の湖』

さて。 予告通り、グリゴローヴィチ版『白鳥の湖』を購入。観てみました。 結論からいって、名盤です。 そもそも、一昨年末からタガが外れたように白鳥狂い?になりましたが、その原因になったのがグリゴローヴィチ版の白鳥。 旧ソの『白鳥』なんてどうせハ…

ベジャール『第9交響曲』

2001年ころのドキュメンタリー映画『エトワール』で、ベジャールのコメント「それが人生!」みたいなシーンがあり、そのとき彼が取り組んでいたのが「第九」。 ずっとみたいなぁ、と思っていたのに、去年東京で公演があった時はなぜか失念。 うっかり、見逃…

マリインスキー・バレエとロパートキナの『白鳥の湖』

再び、白鳥狩ってます。 2006年収録とそれほど新しくはないですが、マリインスキーのベテランプリマ・ロパートキナの映像ということで、永久保存用?に購入したマリインスキーの『白鳥の湖』。 ロパートキナは私が初めて実見したマリインスキー(当時はキー…

ヌレエフ&フォンテーン『白鳥の湖』

1年も前に白鳥を再考?して、パリ・オペラ座のマルティネズ&ルテステュによるヌレエフ版を観たときのこと。 カール・パケット演じる家庭教師&ロットバルトに魂を抜かれたことはブログにも書きましたが、ヌレエフ版でこんなに家庭教師の存在感があったっけ…

ギエム姐さん

今年は暖冬。 ということで、年末も正月もぼんやりしていましたが、本当にぶれない二十四節気の大寒。 まったく、毎年感心してしまいますわ。 先週の今日は全然積雪がなかったのに、1週間であっという間にいつも通りの冬景色。 週末の寒波は思ったよりはフツ…

『春の祭典』みて比べ。

あけましておめでとうございます。 今年はこのブログも集計機能が付いたことがあって、去年の年始のアクセス数アップの原因がわかりました。 そうか、KAPITALの福箱効果だったのか…。 去年の年始は『白鳥』に盛り上がり、ダンスブログとしてupしたのかと思っ…

『ボレロ』

最近、KAPITALの福箱効果でブログ閲覧数が急上昇したみたい。 そして、私は12日には予定があって…、今年(来年)は買えず。 けっこう残念。 さて。 12日はほんとうはいろいろやりたいことがあって、でも断念せざるを得なかったのがこれですよ。 ギエムさん。…

再びの『オネーギン』

昨夏に、ガラコンで有名な?「鏡のパドゥドゥ」をみて、その不思議さに『オネーギン』みたいなぁ、と久しぶりに思ったのですが、この演目にDVDがないことが判明。 このブログの初期のころに1度全幕をみた記事がありますが…、当時はオネーギン役のダンサーが…

イリ・キリアン版『兵士の物語』

セリフや題材、舞台の仕立て方が古臭く、でもある意味現代的な解釈をすれば面白いのでは、と思った『兵士の物語』。 期待を込め、現代バレエの一人者・イリ・キリアン版を買ってみました。 キリアンは、じつはあまり好みではないコレオグラファーですが、高…

ウィル・タケット版『兵士の物語』

8月のバレエ・フェスティヴァル、ぐずぐずしていたらチケットをとりそびれました。 イベントがないから退屈だなぁ、と思っていたら、アダム・クーパー×『兵士の物語』に当たりました。 『オン・ユア・トゥーズ』以来10年余りぶり、アダム・クーパーがまだ舞…

noism『箱入り娘』

連休です。 今回のウサギはまあまあ連休。 でも、大きな旅行は仕込んでないので、近場で何とか過ごしています。 さて。 7月に入り、なんだかチケット先物買い?貧乏に。 公演は11月とか12月なのに、前売りで大変なことになっています。 なので、久しぶりに金…

ムハメドフin 『スパルタクス』

さて。 ボリショイの栄光をたどるために、『スパルタクス』ドカ買いしました。 『白鳥』の時とは違って、振付はどれも同じグリゴローヴィッチだし、カンパニーもボリショイばかりですから、ただひたすら、ダンサーと力量とカンパニーの栄枯盛衰をたどるよう…

カルロス・アコスタwithボリショイ『スパルタクス』

GWの北陸はなんとなく混み合っているというイメージで、あんまり行楽のスケジュールがたたないまま連休に突入中。 とりあえず、ビデオでもみるか、といそいそと購入したのがコレ↑ ボリショイの名物『スパルタクス』を実見したのは2002年で、当時はニーナも健…

ボリショイ『ラ・バヤデール』

昔はロシアでは「バヤデルカ」だったように思いますが、今では「ラ・バヤデール(踊り子)」に統一された模様。 このところの盛り上がりで、ついでに「第3」の版・ボリショイによるグリゴローヴィチ版(逆か…)を鑑賞。 それにしても、「ラ・バヤデール」自…

ヌレエフ版『ロミオとジュリエット』

さて。 やっつけDVD鑑賞はまだ続く。 年末に「見比べ」精神に火が付いたウサギさん。 ワーナーが出している、過去の「名舞台」30選が…ヤバいです。 ↑これもそうですが、過去に買ったたっかいビデオをもっているのですが。 いまとなってはそうそう観ることが…

ヌレエフ版『ラ・バヤデール』

ヌレエフが亡くなって翌年、1994年のパリ・オペラ座公演。 ソロルはローラン・イレール、ニキヤがイザベル・ゲラン、ガムザッティがエリザベット・プラテル。 他、まだエトワールでないアニエス・ルテステュやウィルフリート・ロモリが出ています。 オペラ座…