pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

#観劇

「シンデレラ 問題」をマシュー・ボーンで考えた。

今年は自分のテンションなのか、世の中なのか、バレエイベントがほぼ皆無。 これがまた変なストレス?になり、迷いましたが、マシュー・ボーンの「シンデレラ 」を観ることに。 マシュー・ボーンはできればもっとコンテンポラリーな演目で観たいな~、という…

ノイマイヤー『タチアナ』

オペラはみたことがありませんが、うまく演じられればブラボー間違いなしのクランコ版『オネーギン』。 古の文学少女(笑)にはたまらない、文学バレエです。 クランコ版がそうなのか、は知りませんが、とにかく映像ソフトの乏しいお葱。 前にも書いたけど、…

ノイマイヤー『ニジンスキー』

ここ数年、すっかりノイマイヤーびいきですが、ここへきて試練か…? このところあまり舞台情報がなく、真冬の悩み深きシーズンでしたが、ハンブルグ・バレエ団の今年の来日公演が『ニジンスキー』と判明。 実見したいな~、と思っていた演目のひとつ。 世間…

アコスタ版『カルメン』に思うこと。

一度もみたことがない(来日もしていないのか?)カルロス・アコスタ氏、DVDのロイヤル・バレエの映像化が多いダンサーです。 ベスト・パートナーといわれたタマラ・ロホも引退(というか、昇進移籍)してからずいぶん経ち、もうお年なのでは…、と思って…

ノイマイヤー『ヴェニスに死す』

明日KAPITALの福箱予約開始、とのことで、更新の滞っている本ブログのアクセス数もなかなかのUP。 本人は、久しぶりに買おうかな~どうしようかな~、と迷い中。 今日が発売日だったらよかったのに。 さて。 今季最大(いつも)の寒気が来るそうで…

再びのベジャール『魔笛』

そうか、と思ったけれど、どうやらやはり1年ぶりのバレエ舞台鑑賞。 忙しかったのもあったけど、今年はみたい公演が少なかった…なぁ。 忙しいさなか、せめて趣味の時間を、と思いチケットを買ったベジャール・バレエ・ローザンヌの公演。 どうも、前回は2010…

東京バレエ団とベジャールの『ザ・カブキ』

以前、討ち入りのシーンをテレビで見たことがあって、一度全幕で観たいな~と思っていたカブキ。 しかし、忠臣蔵という題材のせいか、年末の上演が多く、雪深い北陸在の私には…なかなか観ること叶わず。・゜・(ノД`)・゜・。 しかし、今年は追悼記念とかなん…

ザハロワ&ボッレ『ジゼル』

というわけで。 7月に観たオールスター・ガラでのザハロワ様の神々しさを確認するため、スカラ座で2004年に客演したDVDを鑑賞してみました。 購入可能なソフトの多いザハロワ+ボッレ+スカラ座の組み合わせですが…、ボッレもある意味、私の中の評価の揺れる…

ピーター・ライト版『ジゼル』

今年のロイヤル・バレエ来日公演はヌニェスが観たい!と思っていましたが、どうにもお休みとあわず、ずいぶんグズグズしていました( ´Д`)y━・~~。 しかし、イベントがないのもツマラナイので、迷った結果、ローレン・カスバートソンの『ジゼル』を観ることに…

ノイマイヤー『真夏の夜の夢』

舞台不足で、ややしぶしぶ、ノイマイヤーのチケットを買いました。 本当はどうせなら新作をみたかったけど、休みの関係で『真夏の夜の夢』をみることに。 『人魚姫』以来のノイマイヤーですが、クラシック再振付は『眠り』をみたことがあり、しかしこちらは…

『春の祭典』みて比べ。

あけましておめでとうございます。 今年はこのブログも集計機能が付いたことがあって、去年の年始のアクセス数アップの原因がわかりました。 そうか、KAPITALの福箱効果だったのか…。 去年の年始は『白鳥』に盛り上がり、ダンスブログとしてupしたのかと思っ…

『ボレロ』

最近、KAPITALの福箱効果でブログ閲覧数が急上昇したみたい。 そして、私は12日には予定があって…、今年(来年)は買えず。 けっこう残念。 さて。 12日はほんとうはいろいろやりたいことがあって、でも断念せざるを得なかったのがこれですよ。 ギエムさん。…

再びの『オネーギン』

昨夏に、ガラコンで有名な?「鏡のパドゥドゥ」をみて、その不思議さに『オネーギン』みたいなぁ、と久しぶりに思ったのですが、この演目にDVDがないことが判明。 このブログの初期のころに1度全幕をみた記事がありますが…、当時はオネーギン役のダンサーが…

イリ・キリアン版『兵士の物語』

セリフや題材、舞台の仕立て方が古臭く、でもある意味現代的な解釈をすれば面白いのでは、と思った『兵士の物語』。 期待を込め、現代バレエの一人者・イリ・キリアン版を買ってみました。 キリアンは、じつはあまり好みではないコレオグラファーですが、高…

ウィル・タケット版『兵士の物語』

8月のバレエ・フェスティヴァル、ぐずぐずしていたらチケットをとりそびれました。 イベントがないから退屈だなぁ、と思っていたら、アダム・クーパー×『兵士の物語』に当たりました。 『オン・ユア・トゥーズ』以来10年余りぶり、アダム・クーパーがまだ舞…

noism『箱入り娘』

連休です。 今回のウサギはまあまあ連休。 でも、大きな旅行は仕込んでないので、近場で何とか過ごしています。 さて。 7月に入り、なんだかチケット先物買い?貧乏に。 公演は11月とか12月なのに、前売りで大変なことになっています。 なので、久しぶりに金…

カルロス・アコスタwithボリショイ『スパルタクス』

GWの北陸はなんとなく混み合っているというイメージで、あんまり行楽のスケジュールがたたないまま連休に突入中。 とりあえず、ビデオでもみるか、といそいそと購入したのがコレ↑ ボリショイの名物『スパルタクス』を実見したのは2002年で、当時はニーナも健…

ボリショイ『ラ・バヤデール』

昔はロシアでは「バヤデルカ」だったように思いますが、今では「ラ・バヤデール(踊り子)」に統一された模様。 このところの盛り上がりで、ついでに「第3」の版・ボリショイによるグリゴローヴィチ版(逆か…)を鑑賞。 それにしても、「ラ・バヤデール」自…

ヌレエフ版『ロミオとジュリエット』

さて。 やっつけDVD鑑賞はまだ続く。 年末に「見比べ」精神に火が付いたウサギさん。 ワーナーが出している、過去の「名舞台」30選が…ヤバいです。 ↑これもそうですが、過去に買ったたっかいビデオをもっているのですが。 いまとなってはそうそう観ることが…

ヌレエフ版『ラ・バヤデール』

ヌレエフが亡くなって翌年、1994年のパリ・オペラ座公演。 ソロルはローラン・イレール、ニキヤがイザベル・ゲラン、ガムザッティがエリザベット・プラテル。 他、まだエトワールでないアニエス・ルテステュやウィルフリート・ロモリが出ています。 オペラ座…

『ラ・バヤデール』

最近、ファッションネタより増えたバレエネタ。 年末怒涛のように買い足した未見DVDと奮闘中。 さて。 私的にはバレエを観はじめてごく初期に実見する機会のあった『バヤデール』。 これもやっぱり、今思えばとてもロシア的演目。 2000年末にキーロフの東京…

白鳥みて比べ⑤

あけましておめでとうございます。 なんだかファッション記事が薄くなっていますが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて。 結局年末年始は思ったほどDVDを観られませんでしたが。 昨年末から盛り上がった白鳥は何とかラストDVDに到達。 ブルー…

グリゴローヴィチ版『ロミオとジュリエット』

なんだか、DVD鑑賞とAmazonのトリコな私。 「白鳥」熱冷めやらぬ中、ロミジュリにも食指伸ばし中。 先日のラヴロフスキー版がいま一つだったせいもあって、他の振付でお口(目?)直ししようとAmazonを観ていたら、めずらしいグリゴローヴィチ版がヒットして…

ラヴロフスキー版『ロミオとジュリエット』

最近、白鳥で盛り上がっていましたが。 ちょっと前に購入したマリインスキーの『ロミ&ジュリ』をやっつけ鑑賞。 20世紀最大のクラシックバレエの演目がこの『ロミジュリ』だと思うのですが、なんといってもプロコフィエフの音楽が素晴らしい。 初期のソフ…

白鳥みて比べ③

先週の白鳥の盛り上がりで観なおした、伝説のプリマ マイヤ・プリセツカヤの『白鳥』。 あらためて、興味深いフィルムです。 プリ様はさておき、編集がとにかくソヴィエトっぽいんですわ。 だいたい全幕の白鳥は120分くらいの映像であることが多いのに、80分…

白鳥みて比べ②

政治家のように、前言撤回´д` ;。 ブルメイステル版のザハロワ&ボッレはすばらしいかった´д` ;、 ペアのポージングが完全無欠。 欲を言えば、前評判どおりザハロワよオディールはちょっと物足りない感じでしたが。 ちなみに、ファイト&愛は勝つバージョン…

白鳥みて比べ①

盛り上がりついでに、いままで観た『白鳥』を総括。 まずはDVDから。 上左から、 1.スウェーデン・ロイヤルバレエ ピーター・ライト版。 いまではあまり馴染みのない版かもしれませんが、滑稽さが薄くより現実的なところは西欧的。 美術が北方ヨーロッパ的な…

コンドルズ。

なぜか最近地元での公演が続くコンドルズ。 ホールには歩いてでも行けるので、歩いていく。 今回改めて思ったこと。 昨年は久しぶり感もあって、また前座ちびっこ(※実際にはそんなにちびっこではない)もそれなりに面白かったのですが…。 連続してみると、…

マッツ・エクとギエムの『カルメン』

いつかは実見したいと思っていたエクを、東京バレエのギエム公演で観る。 ギエム姐さんは2年ぶり。 まずざっくりいって、わかりやすい。 エクなので、シュールなカルメン新解釈を期待していたのですが、ふつうに物語バレエです。 カルメンについては、たまた…