GWは家族との休みがあわず、結局一人で東京へ行くことに。
ギリギリとった各種チケットがとれてしまい、いささか気が進まないまま、ウィーン国立バレエの『こうもり』をみることに。
そもそもプティ爺さんもあまり好きではないのですが、『こうもり』はわたしのなかで『メリーウィドー』と同カテゴリで、痴話モノ扱。
チケット買ってからはっと気づくに、DvDも持っていた…。
しかし、元パリ・オペラ座のエトワール ルグリ氏がステージに立つということに気を取り直し。
ルグリ氏のダンサー人生後半から実見している私にとって、いろんな意味で氏はダンスノーブルというより‘先生’と呼ぶのがふさわしいと思ったりします。(^_^)
今回もそんな感じで、そもそもいまは芸術監督なのだから、主役夫婦役の若いダンサーと立ち位置が大違いだったりするわけですが、猿まわし役が驚くほどうまい。
いやはや、先生なしには喜劇は成り立ちませぬ。
それにしても、オーストリアは『オストマルク』の名に違わず、中～東欧のダンサーが多い。
彼らはそつなく上手いのだけど、なんというか、叙情性が足らなくて…、つまらないのよね(~_~;)
ガンバレ、ルグリ先生。
