pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

#映画レビュー

『ブーリン家の姉妹』

公開当時は、スカレーット・ヨハンソン演じる純朴な妹と、野心家の姉 ナタリー・ポートマンの役どころは逆じゃないの?と思ったけれど、実際観たら、ナタリーのギラギラ度が半端なかった。 というか、まあ…。 アン・ブーリンについては、高校のころの英語の…

フェリーニの『道』

今さら観ました、超有名映画。 オジサン(いまではおじいさん世代か…)はたいてい、「名画」という映画ですね。 フェリーニは、『81/2』や『ボッカチオ'70』でみたことがあり、どちらかというと「荒唐無稽」なイメージがあって、何となくなじめなさそう……

『エターナル・サンシャイン』

Gyao!で無料配信中なので、みました。 今まで観たことはなかったのですが、コメディを封印したジム・キャリーの名作ラブストーリー、ということでいつかは観たいなぁ、と。 とか何とかしているうちに、結構昔の話(2004年?)になっていたようです。 恋人役…

『パンズ・ラビリンス』

ずいぶん前に雑誌のコラムに載っていて、今思えばラストのワンカットだったのだけれど、なんだか妙な感じのするファンタジーCGのようで、どういう映画だったかいまひとつピンと来なかった『パンズ・ラビリンス』。 Gyao!で無料放映中だったので、みることに…

『きっと ここが帰る場所』

久しぶりに映画を観ました。 映画は好きだけど、あいかわらず、みるのがしんどくてつい億劫に。 ショーン・ペン主演の『きっと ここが帰る場所』。 全然前情報なくみました。 ショーン・ペンが、崩れた「シザー・ハンズ」ばりの厚化粧でトップを飾るので、い…

『キック・アス』

観ました。 B級おバカ映画!がはやったのかと思いましたが、案外真面目によくできた映画でした。 この映画で一躍有名になったクロエ・グレース・モレッツですが、いま観るとやっぱりまだ子どもだったのね。 かわいいというか、面白い顔をした子です。 もっと…

『ベンジャミン・バトン』

Gyao!でただいま放映中。 他の映画を見に行ったときに映画館で上映中、予告かポスターをみていたのだが長らく放置。 「美しいブラピ」という世論?への反発か、ブラピのヅラがあまりに不自然だったからか…、記憶があいまいに。 観終わって気づいたのですが…

『ファッションが教えてくれること』

泣く子も黙る、という噂の、米ヴォーグの鬼編集長 アナ・ウィンターを取材したドキュメンタリー映画。 『プラダを着た悪魔』が話題になった少し後に公開されたはずですが、今回初めて見ました。 ヴォーグには何人か名物編集長がいますが、最も厳格という噂の…

今日の出来事―日々雑感&映画

もう先月号ですが、『芸術新潮』がボスを特集。 卒論がコレ↑だったので、買いました。懐かし~。 学生時代は本物を観ることができませんでしたが、就職してから頑張ってウィーンに行き、2番目?に有名な大作《最後の審判》を観たものです。 同じ年がヴェネ…

ファスビンダー『不安は魂を食いつくす』

5月に東京国立近美でみた「映画をめぐる美術」展で、たまたまミン・ウォンという作家のパロディ映画連続上映会に参加。 引用されている古い名画(らしい)が気になり、その原作DVDを買っていましたが、これまたしばらく放置。 掃除のついで?にようやく観て…

笑えるじゃぽねすく『47RONIN』

キアヌ・リーブスほか、有名日本人俳優を登用したハリウッド映画。 姉がレンタルしてきたので、通りすがりに途中から途中まで見ました(^^)。 忠臣蔵にも黒沢映画にも何の思い入れ(というか、ちゃんと観たことがない)もないですが。 …笑える。というか失笑…

『ボルベール』

久しぶりにお休み。 疲れているので、映画を観ることにしました。 一時、アルモドバルの新作は全部観てやる!という勢いがあったのですが、『バッド・エデュケーション』と『ボルベール』は抜けました。 理由はよくわかんないけど。 しかしただいま、Gyao!…

イタリア喜劇がツボ。

最近、新着映画にめぼしいものがありませぬが。 なぜかGyao!では相変わらず古い映画が放映されています。 そこで観たのが、またまた1960年代のイタリア映画で、『昨日・今日・明日』という聞いたことのないタイトルですが、ソフィア・ローレンが主役という…

古い映画のすゝめ②

昨日に引き続き。 なぜか1960年代の映画が続くGyao!。 『雌猫と現金(げんなま)』というタイトルがなんだか見覚えのある、1967年のフランス映画。 こちらは『ボッカチオ』のイタリア調と違い、全くのフランス調に。 それにしても、ゲンナマとはどっちも「…

古い映画のすゝめ。

最近、映画づいています。 東京へ行ったとき、シャンテシネマでやっていた「偽りの人生」、うっかり見逃したらなんと県内の寂れた郊外の映画館でやっており、頑張って観ましたが…、こちらは外れ。 なぜか見てしまうヴィーゴ・モーテンセンですが、彼がでて…

『素直な悪女』

ELLEオンラインで、夏らしくアイコニックなフランス女優たちの特集をしておりましたが、タイムリーにブリジッド・バルドー主演映画がいくつかGyao!で配信されており、その魅力?を確認するために観てみることに。 BB主演の映画は『軽蔑』しか観たことがあ…

『グレート・ギャッツビィ』

何年か前に原作を読んだ、村上春樹氏偏愛の『グレート・ギャッツビィ』。 ま、男の人にはさもありなん、なんでしょうね。 だいたいわかるけど、まあ、久しぶりに映画感謝デーと休日が重なったので、レオ氏主演のフィルムを映画館へ観に行くことに。 CGネ…

懐かしい映画など。

仕事がやっと一息ついて、ようやくお休み。 ふだんはお掃除曜日ですが、立つ・歩くがしんどくて、ゴロゴロしていました。 ゴロゴロしながら、スマホで映画鑑賞。 Gyao!では、このところ、「これ観たかった!」というのではなく、昔ムリしてみたな!というフ…

『インファナル・アフェア』

いまさら私が書くまでもなく評価の高いフィルムですが(´Д` )。 GYA0!で配信中なので、ようやく観ることに。 学生時代に『恋する惑星』が流行ったため、トニー・レオンが出ている香港映画はわりとよく観てるな…。 ちょっぴり情けない男の役がなんとなく似合う…

『ドライブ』

病床鑑賞記第二弾。 最近は寝室にケータイOKなので、暇つぶしにスマホはたいへん便利。 ただ、さすがにWi-Fi環境は望めないので、結構画面が荒れて、映画は少々しんどい(´Д` )。 さて、映画ですが、一言でいえば、「ライアン・ゴズリングがカッコいい」につ…

『女帝』

新年からついてないウサギさん、ついに入院へ。 とはいえ、断食以外は比較的元気(病原はあいかわらず不明)なので、暇を持て余し。 最近の病院は携帯OKなので、チャン・ツイィー主演の『女帝』を鑑賞。 お話はハムレットの中国版だそうですが、私には十分中国…

『ディアボロス―悪魔の扉』

Gyao!でやってるので、なんとなくみました。 意外と古いフィルム(15年ほど前)。 それにしても、訴訟社会・アメリカ。 法曹サスペンスがひとつの映画ジャンルになってますからね。 司法が謎のベールに包まれた日本とはまるで違う。 と、同時に、陪審員制…

スペイン映画をふたつ。

お盆です(;~~;)。 しばらく天候不順で涼しいな~、と思っていたのに暑さぶり返し。 一斉休暇はないのですが、夏休みをとって映画を観にいきました。 東京や大阪では微妙に上映時間が合わなくて(不人気?)観れなかったアルモドバルの新作『私が、生きる肌…

『モーターサイクル・ダイアリーズ』

「ダイアリーズ」といえば、なんとなく青春映画っぽいですナ。『バスケットボール・ダイアリーズ』とか。 『モーターサイクル~』は、ずっとみたいと思っていたフィルムでしたが、なんとなく気が重く、未見だった映画。いつものごとく、ただ今GyaO!で公開中…

『ファニーゲームU.S.A』

『ピアニスト』もそうだけど、ミハエル・ハネケの映画は怖い(T_T)。 なんというか、うすら寒さが…。 ハリウッドでのセルフ・リメイクだそうですが、私が観たのもリメイク版。 旦那役が、あら、ティム・ロス久しぶりにみるじゃな~い、なんて思うのもつかの間…

『ブラッド・ダイヤモンド』

あいかわらず、男臭好き?でスミマセン。 いわゆる「紛争ダイヤモンド」をめぐる、ヒューマン・ドラマです。 ヒロインにはジェニファー・コネリー演じるジャーナリストもいるのだけれど、おおむね、戦地と大地の生々しく、土っぽいお話。 Gya0!でしばらく無…

『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』

終始、私にはバカボンのパパのしかみえなかった宇宙人ジョーンズこと?、トミー・リー・ジョーンズ監督のフィルム。 数年前のカンヌ映画祭で評判となり、当然田舎では公開されませんでしたが、忘れていたころにGao0!で公開、このたび実見することに。 それ…

『インディアン・ランナー』

久しぶりに映画をみました(~~;)。やはり2時間映像をみるのはしんどいよ~。 『インディアン~』はGya0!で無料配信中です。1991年とちと古く、いまは大御所?ショーン・ペンの初監督作品だそうで。そういえば、「初」は外したとか聞いたような… お話自体はあ…

アメリカン☆ティーン

GWも後半戦。 無計画の上、あまり混雑するのも嫌なので、昨日は飛騨の山々をドライブ。 今年はやはり寒いのか、有名な荘川桜(←私は道徳の教科書で習ったよ)もまだ咲いていませんでした。残念。 そんなお籠りGWが気分なのか、GyaO!はなかなか充実していて…

『シングルス』

1992年製作の、シアトルにあるシングル専用アパートの住人たちを中心にした、カジュアルな恋愛映画。 いまではちょっと懐かしい、90年代前半ファッション(オーバーサイズの服とか、ソバージュ・ヘア、チェックシャツなど)万歳。 マット・ディロンやブリジ…