キアヌ・リーブスほか、有名日本人俳優を登用したハリウッド映画。
姉がレンタルしてきたので、通りすがりに途中から途中まで見ました(^^)。
忠臣蔵にも黒沢映画にも何の思い入れ(というか、ちゃんと観たことがない)もないですが。
…笑える。というか失笑に近い。
途中からみたので、キアヌが何者かがよくわからず。姉にきいたり、WIKIで納得。
ほう、ハーフのいじめられっ子ですか。
↑日本人にはありがちな構造ですが、途中からみたので、『ラスト・サムライ』との違いに苦しむ。
前知識なしに観ているので、登場人物が誰が誰かを理解するのに少々苦しむ。
ま、違和感は別として、悪役は似合っている(顔がいかにもいやらしいから、むしろ下手なのか…?)。
伝説のダンサーだと思っていたら、現役だったのか…
菊地凛子は相変わらず怖い…。
ので、むしろ妖の役が似合っている(笑)。
髪の毛で「あーん」のシーンが笑える。
武士たちが…、平安時代の甲冑にみえる。
時代考証はわからんが、徳川の世の武士は、警備するにしてもあんな甲冑姿ではないのでは。
戦国時代風の変わり兜も、大将ならともかく、どうなの?
真田さんの年齢層が微妙で、誰かわかんなかったが、そうか、大石なのか。
名前を発音するときだけ日本語読みになっているのが笑える。
知らなくてごめん。
なんでキアヌが剣術を使えるのかわからなかったが…、そうか、天狗の弟子なのか。
しかし、天狗が鼻の長いアレじゃなくて驚く。なぜか爬虫類系。
そしてあの衣…、東南アジアの坊さんか?
いろんなとこでハリウッドミックスで、慣れてくると案外ツッコミが楽しく、笑える。
出島とか山城とか、お姫様救うとか、地面に刺さった剣とか…、ロールプレイングのデジャウのようで、また笑える。
(日本の物語に姫が絡むことはあり得ないところに文化の違いを感じる。し、芭蕉の最後の許しのシーンとか。笑わせて殺してるけど…)
映画として素晴らしい!という観点でなければ、結構笑えて楽しいエンターテイメント映画です。
映画産業国アメリカならではのクオリティだよね。
日本はどんなに「あんなの、日本じゃない!」といっても、あんな規模のフィルムはできないものね(笑)