pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

ブレードランナー その2

まだDVDを返していないので、インターナショナル版もみてみました。普段は同じフィルムを何度もみないけど…。

インターナショナル版は主人公のナレーションがあります。これはディレクターズカットではカット。
個人的にはないほうがいいと思います。
すごく説明的。逆に2度目だとよくわかるけど、なくてもその雰囲気がわかるくらいでないと、フィルムとしてはどうなのかな~。
ナレーションのセリフだけは練られていないような気が。
あだ名が「スシ」はひどい。
しかし、写真にまつわる話だけは、ナレーションなしにはわからんだろう…。

細部の違いはよくわからなかったけど、最後は無理にハッピーエンドにしなくてもいい。個人的にはディレクターズカット版のように突然終わる方がスッキリ。
ただ、ユニコーンの解釈はこちらの方がいいかも。
折り紙は「知ってるぞ~。でも見逃したぞ~。あとはお好きに」程度のメッセージでいいのでは。

しかし、映画の中で主人公はそんなに切れ者ブレードランナー(あるいは殺し屋)にみえないんだけどねぇ。なぜかというと、レプリカント全員に暴力をふるわれているし、結構びっくりした顔が印象的(顔のせい?でもこんな表情のハリソン・フォードはあまりみないような気も…)。

い・か・に・もドイツ的(オランダ人らしい)なレプリカントのボスは、サイボーグっぽく、怖いけど同時に表情も繊細でいいのだが、やはり脱いだらちょっと太っちょにみえる。
なんだかねぇ。(-.-)