もうはるか遠い昔の思い出になりつつありますが、今月初めに行った妻有の風景。
TVなしの生活を送っていますので(物理的に)、某大河ドラマのことはほんとうにわかりませんが、直江兼次(というか妻夫木くん?)効果で、それまでは地味な存在だった春日山をはじめ、新潟上越地方は盛り上がっているみたいですね。
トリエンナーレは周遊性を高めるためか、山を隔てて見学スポットがあるという感じで、山に登り(※車です)、見学、また山を下りて別の山に入る、という動きをいちいちくり返す旅。
NHKの盛り上がりについていけてないし、あまり日本の武将に詳しくない私ですが、ここ数年、仕事上の都合?で自分が住んでいるところが上杉勢の西限だったことをしみじみ感じる機会がありました。
そのせいか、基本的に今回の妻有にはアート(←この呼び方には賛否両論)を観に行ったはずなのですが、こんな山間に行くと、「○○城跡」という山城の跡(※ただし、ほとんどがチーピーで時代考証を無視した観光施設としての天守閣が乱立)が多いということにあらためて感じ入ってしまいました。
城といっても、たぶん要塞という程度なんだけど、こういう景色をみると、昔の人はエライ、なんて思います。今は車で10分もすれば町におりますが、実際にはかなり高低差があります。
数年前に「ロード・オブ・リング」の映画を観たときに、あんなアルプスの頂上のようなところに人間は要塞をたてんだろ~、と一人ツッコミを入れたものですが、案外現実的なのかもしれないと、ふと思った次第。
全然関係なさそうですけどね(^^;)。
こんな棚田をみると、いまの農家の方に羨望と尊敬を感じるのですが、ふと思い出したこと、最近米泥棒がはやりそうな気配があります。
みんな一生懸命なのだから、苦労に敬意を表して、農家泥棒だけは勘弁してほしいものです。
あ、またオチがない…。