pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

今日の出来事。

秋の大型連休(for meね)なのに台風にぶつかりました(==;)。
せっかく旅行に行こうと思ったのに、大人しく引きこもり。
今日も思ったほど荒れなかったのでくすぶっていましたが、さすがに夕方から激変、いまはしぶしぶ納得中。
 
遠出できなかったので、近所のお出掛け。
円山応挙を観てきました。
応挙は相国寺でみたほうが面白かろう、と思っていたのですが、さすがに今日は台風予報もあってすいていた会場。
なにより先にみた狩野派の寺宝展より圧倒的に美しい表装に感動。
さすが将軍の寺。そして京都の意地と技か。
 
今日ひとつわかったことは、応挙はルーベンスに似ている。
いまさら応挙か~、と思うんだけれど、観ればやはりそれなりにすごいよ。
 
ルーベンスも、欧米の美術館にはたいていルーベンスの部屋があって、またルーベンスかぁ、と思うのだが、さすがに当時の売れっ子、観ればそれなりに売れっ子の理由がよくわかるんだよね。それに似ている。
 
そのあと家に帰って、映画『Shall we ダンス?』を観る。
実が一回も観たことがなかったのですが、Gyao!で放映中。
草刈民代さんのポートレイトが美しかったので、つい。
 
冒頭の皆さんのファッションがあまりにもダサいので、かなり古いのかと思ったら1995年の映画。
そうか、95年のトレンドってあんな感じだったのか…。
そしてみんな、微妙に今より若い。役所広司とか。
 
草刈さんはこの映画で日本アカデミー賞を受賞したような気がするのだが…、さすがに演技が下手。
カミカミですが、今でいうツンデレ的な存在なので、まあ、あまり害なく。
実際にプロのダンサー(※バレエだけど)だし、中盤「私目当てにダンスを始められたのなら迷惑です」というセリフには妙に説得力があるのですが、その割には、クライマックスの役所広司とのやりとりが残念。
役所オジサン(※『家康』時代からの我が家でのあだ名)が先生のプロ意識を知って反省してればよかったんですが…、終始、男目線の映画だ。
 
草刈さんも引退して時間がたちましたね。
顔がフェミニンなのですが、日本人ダンサーにしては珍しく舞台での華のある存在感が抜群の人だなぁ、と部隊を観たとき思ったものです。
 
一方、このころ新聞に全面広告でヌードを掲載されたことがありますが、あれはすごかった。
きれいというか、すごい筋肉。
まさにプロ、という感じに度肝を抜かれたものですが。
 
とかなんとか。
明日は雨が上がるといいなぁ。