久しぶりに読み返しました。二度読みなのでかなりはしょっているが、いい話だ~
もちろん、やな人もいるし、ときどき挿まれるスタインベックの自伝的な話も余計な感じがするけれど、出てくる人物たちがいい。とくにリーがいい。
最後の、キャルのためにアダムを諌めるリーの姿、涙なしでは読めません(T.T)
エリア・カザンの映画ではなんでアロンが母親の実像にそんなにショックを受けたのか、なんでアブラが(この人、名前がアブラ・ベーコンだ…。日本人にはヘンに響くね)あんなに簡単にキャルに乗り換えたのか理解しがたいけれど、原作を読めばちゃんとわかります。
それにしても、キャルはジェームス・ディーンしかありえないな…。適役。
夏休みに時間がある人はぜひ読んでね。話は古いが、いまではありえない大河小説です。文庫本4冊だけど。