夏ですね~。やっつけDVD鑑賞。PC操作も熱いけど…
20世紀のコレオグラフィーの系譜をたどっていくと、日本では地味な感じがするけど、シュテュットガルトバレエのクランコ→マクミラン、ノイマイヤーというラインがあります。
いまハンブルグの芸術監督ノイマイヤーは名前はどうみてもドイツ系だけど、アメリカ出身。
日本ではマクミランの方が有名なんでしょうけど…、確かにノイマイヤーの良さというのがいまいちわからん。(2本目)
今回みたのは1987年の「椿姫」で、買う時によくわかっていなかったが、映画仕立てのスタジオバージョンだった…。個人的には劇的な編集が嫌いなので、本公演記録映像の方がよかったな~。
クランコのミューズ?マルグリット役のマリシア・ハイデは今年70歳だそうで、さかのぼると50歳くらいか…。むかし、『僕は薔薇』という漫画で30歳を過ぎるとダンサーが「じじい」になるという刷り込みがあったけれど、現実では歴史的なプリマは50代でも現役ですね。(男女のちがいがあるかもしれないが)
他にも、ル・リッシュ×ギエムのアシュトン版、バレエではないが三輪様の「椿姫」をみたことがありますが、女性の目からみるとアルマンの子どもっぽさにははっきりいってイライラします。だから「椿姫」はあんまり好きじゃないかも。ま、よくできてるからイライラするんでしょうけどね~