イメージとしては憧れのみかんのくに(冬が暖かそう´д` ;)。
そんなわけで、10年前に仕事で行って以来ご無沙汰してましたが、行きたい展覧会がいくつかあり…、一念発起。
京都から行けば近いかと思ったけれど、遠かった´д` ;
富士山。て、みえねぇな。
子どもの頃やった桃電で、ぱーんと東海道新幹線からみえる画像があり、ほんとうか確かめたいと思いつつ、はや幾年。
たいてい、頂上に雲があってみえない´д` ;。
おかげで、のぞみ通過では今ひとつ自信がもてなかったけど、富士山だよねぇ。
連山を見慣れてる目には、ものすごく裾野が広く見えますワ´д` ;
用事があったのは三島なので、こだま旅。
ヴァンジ美術館のムナーリ展をみにきたのですが、出発前にBTで紹介されていた増山たづ子展にも寄り、こちらのほうが印象に残りました´д` ;
アマチュアのお婆さん(うちの祖母さんと同じ年だ…)のシロウト写真なんですが。
なんというか、写真はやはり撮る側がいかに外界を切りとってみせるか、その視点(焦点?)の芸術だと思うのですが、それが全くブレてない。
それもそのはず、高度経済成長期のダム政策の下、故郷の村がダム湖に沈むことが決まり、その記録のために撮りだめられた写真ですから。
小さな山村の決まりごと、祭礼や日々の生活を、下心なしに撮っているわけで、真剣勝負。
撮る側も、撮られる側も、お互いをよく知っているから、表情も自然。
一日一日を真剣に生きない自分に反省´д` ;。
膨大なスナップからの編集した人の目=キュレーションもありでしょう。
そういう意味では、編集者によるインスタレーションのような感じでもあります。
しかし、クレマチスの丘はもっと広大なイメージがあったのですが、意外とコンパクト。
この日は三島に泊まることにしていたので、時間が余ってしまい、急に三島の街もよくわからず。
最近雑貨の街で話題になってますが、車もないし…。
結局その中心はわかりませんでしたが、街の規模の割には美味しそうな呑み屋さんが多かったような…。
あと、たしかに鰻屋が多い。
(個人的に、鰻も蒲焼きも嫌い´д` ;)
さて、次は熱海へ。
ここも、のぞみ通過では「なんじゃこりゃ?」の光景だったことを覚えていますが´д` ;、初めての下車。
太平洋は遠目にゃ静かな海ですなぁ。
なんとなく、『東京物語』の海がデジャヴ。
毎年今の時期にしか公開していないという光琳の《紅梅図屏風》を観にきたよ。
たしか、「大琳派展」にも出ていなかったような気が。
想像より小振りな屏風でしたが、個人的には《八橋図屏風》よりこちらのほうがいいなぁ、と実感。
MOA美術館は、話にきいていたよりエントランスのエスカレーターが長くてわらえましたが、やはりコレクションはすごかった´д` ;。
そこらの名品展とは格が…違う。
石子順造が面白そう、ということで、残り時間は静岡で途中下車。
(静岡県は広いなぁ´д` ;)
「幻触」のメンバーははっきりいって知らない人が多いのですが、やはり50年代の絵画には魂かあってよいなぁ´д` ;。
会場には昭和のラジオ歌謡曲みたいなのがかかってましたが、これがステキ。
なんとなく、ボビー・ジェントリーみたい。
しかし、この日のハイライトは、意外にもロダンでした。
↑写真が下手ですが。これはあくまでも片翼。
西洋美ではただおいてあるだけの《地獄門》も、ここではその意味がよくわかりました。
などと、取り留めもなく。
そして静岡は広く、やはり遠いことをあらためて実感。
などと、取り留めもなく。
そして静岡は広く、やはり遠いことをあらためて実感。