pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

エトワールガラ

北陸から東京さいくと暑いだぎゃー(方言に間違いあり)。

ガラはあんまり好きじゃないけど、友だちが行くというのでお相伴(^^;)
まだ未見のマチュー・ガニオもみたかったし。

とはいえ、昔のような圧倒的なスター不在を感じる今日このごろ、いつの間にか出演予定者にもケガ人が続出。「誰?」という人をひきつれてピンチヒッターに立ったルグリはエライ。

「青い鳥」とか、ガラで踊って楽しいのか?という演目もあったりするけど(とくに全幕ものの抜き出しというのが感情移入できず)、進行が速いんで、サクッと楽しめてよかったです。

ルンキナとガニオの「白鳥」は何だかよそよそしい。
ルンキナは「マノン」でもあんまり愛らしさが感じられなかったので、冬のボリショイ、曜日の都合でルンキナの「白鳥」で手を打とうと思ったけれど…、ザハロワか無かだな~。
グリゴローヴィチ版を観たかったのだけど。

ガニオはちとまだよくわかんなかったです。
「白鳥」ではひたすらサポートなので、なんだかもったいないな~という感じでしたが、「カノン」はなかなか。モダンでもっとみてみたい人だな…。
イリ・ブベニチェクも兄貴みたいな感じで、みていて安心感のあるダンサーでした。

プルースト」では顔が嫌い(!)だったエレオノラ・アバニャート、代理?のルグリとはうまくなじんでて良かったです。
この人は確かまだエトワールじゃないはずで、最近のオペラ座は華のあるスターが少なくなってきているような気がしますが、それでも全体的に層が厚いな~とつくづく感じる一幕。

華のあるエトワールが少なくなったオペラ座で「華」のあるスターと勝手に思っているのが、マリ・アニエス・ジロー。
まだプルミエール・ダンスーズだったときに群舞の中で「でかいけどうまいな~」と思っていた彼女は、「瀕死の白鳥」でもやはりでかかった…。一人なのに。
でも、モダンの「デュアル」なんかでは気にならないのはなぜ~?
この人はオペラ座で初めて、モダン演目でエトワールに指名されたらしいんですが、体格も関係あるの?
好きなダンサーですけどね…。

今年の上半期のバレーシーズン、私的にはこれで終了。
11月~12月にかけて、ナチョ・デゥアト、シュツットゥガルト「オネーギン」、来年のノイマイヤーをどうみるか、検討に入ります~♪