pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

ファッションヴィクティム回想録②-カットソーネタ

今ほどユニクロがメジャーでなかったころのお話。
ちょっとおしゃれな人、あるいはパリジェンヌ御用達のカットソーといえば、よく雑誌などで紹介されていたのがプチバトー。3000円くらいでも丈夫というのがウリ。

色がたくさんあって、お洗濯ガンガンでも耐える、というウワサにひかれ…。
Tシャツやカットソーは、定番ブランドがあってもいいな~と思いました。

はじめは近所で取り扱いのお店がなかったので、インターネットモール「Stylife」で試し買い(最近、ここのモールはどうなったんだろう?)。初アイテムは赤いタートルネックだったと思います。
その後、近所でも買えるようになり、また東京に行った時には青山店によるなどして買い足し買い足し。
おもに下着用のキャミソールの黒と白がメイン。
ときどきシーズンものに可愛いのがあっても…、なんとなくつくりが、定番ものより落ちるような気も。

5、6年選手がたくさんいますが、まあまあいけます。
ちょっとぴったり目の傾向があるので、半そでTはもっていません(私は上半身が薄いので、裸ん坊みたいな感じになる)。
黒のタートルネックは重ね着の下にはよく、一枚で着るにはちょっと貧相(シルエットが平凡)な感じ。
ヒットアイテムは、夏物の5分袖。夏は冷房がきいていると、フレンチスリーブでは寒いので重宝。
去年買い足しましたが、なぜかグレーが欠番に。復活してほしいなあ…。

なんだかんだいって、パリジェンヌが好みそうな微妙な色は着こなせないので(きれいだけど)、色ものはありません。

古くなっても、身体に吸い付くような肌ざわりがリラックス感があって気持ちいいプチバトー
古いものはフランス製でしたが、最近はモロッコ製などが多い。
最近、フランスのものづくりはどうなっているんだろう?と思うひとコマ。
フランスのブランドはプチバトーに限らず、旧植民地(←こういうのにあたると、フランスも帝国主義国家だったな~と思ってしまう)や中東欧諸国など(日本とは直接は縁遠そうな国々。マケドニアとか)の製品が多くなっていますね。
最近ユーロ高なのでユーロ製品は高いですが、フランスのブランドは周辺国に製造拠点を移しコスト削減を図っているのに、日本での購入価格が上がっているというのは…、個人的には納得できん。
偏見ではなくて、周辺国でつくられた製品は、実際、縫製が甘かったりします。

プチバトーも、新しいのは質が落ちてるような気がしますよ~(当方比)
最近は価格も見直しになったようで(高くなった)…、卒業かしら。