pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

昭和のアニメをふたつ。

松の内は過ぎましたが(^^;)< 、なにわともあれ、あけましておめでとうございます。

ここしばらく、昭和のアニメ『コブラ』がGyaO! で週更新の放映中のため、続けて観ています。
週に2本のUPですが、子どものころみたいに、一週間待ってみる日々。

リアルタイムの放映はあまり記憶がなくて、「コ~ブラ~♪」という主題歌のフレーズ(※後に何か英語で言っている歌詞はなぜか字幕が省略されている)と、右手が銃の主人公、ということくらいしか覚えていませんでしたが。
たぶん、子どもにはあの顔がダメだったのでしょう(~~;)。
いまならわかりますが、過去を消すために2枚目を整形したという設定のようで、モデルはジャン=ポール・ベルモンドだそうです。なるほど。
それから、アメコミ風の作画は、子どもには…。いろんな意味で肉感的すぎます。
地方局だから遅れた放送をみていたのだと思うけれど、ゴールデンタイム(?8時?)でよく流していましたねぇ。
もっとも、テレビ1台標準の昭和の家では、夜に子どもがチャンネル権を握ることは困難だったはずですが。


最初は、コブラの超人的な体力がすべてを解決してしまうので、ご都合主義的でつまんないな~、という感じでしたが、連続ストーリーもあり(一話で完結する回もあり)、そのまんま視聴中。


そしてもうひとつ、ルパンのファーストシリーズが上映中です。


さすがにこれはリアルタイム世代ではありませんが、噂にきくとおり、初回は「ハードボイルド」をすごく意識してつくられています。
ちょっと前に数話だけみたこのシリーズは、絵が古臭いのがちょっとキモチ悪かったのですが、いまみたいに、やたら「いい人ルパン」「なんだかんだ、お仲間不二子」的なぬるさがなくて(ルパンは結構悪人です)、↑それにうんざりしてもう観なくなった私にはちょうどいい感じ。

WIKIによると、あまりにも「大人向けのアニメ」を前面に出したことが時代に合わず、やむなく製作者をかえて、後半はいまのルパンに近い軽さを生み出したとか(後半は宮崎駿らの仕事)。

いまの時代は大人も普通にアニメをみるのでしょうが、それにしてはハードな?ものは少なくなったもの。
昔はお子様市場が今ほど幅を利かせてなくて、「大人っぽいモノ」がそのまま大人っぽいままであってよかったな~。

なんてね。