台風が去って、出張先の南の国（※国内ですが）から帰ってくると、ホームタウンはすっかり涼しくなっておりました（~~;）。やれやれ。
日本海の人間が地中海、もとい瀬戸内海に行っても、「新鮮な魚が食べたい！」とはけして思わないもの。
魚は食べるけど、そんなに好きではないので、実際、一人だとそんなに食べません（空気みたいなもの？）。
でも、なぜか周囲からやたら「おいしいもの食べれましたか？」などとプレッシャーをかけられてしまい、なんだかどうしても魚を食べなくてはならんのか！という強迫観念がちと芽生え。
とはいえ、女性の独り歩きで、とても知らない街の居酒屋には入れまへん。
何皿も頼めませんしねぇ。
（おまけに、名物らしいタコもタイも、北国娘はそんなに好きではないよ…）
台風の影響のなかったらしい瀬戸内の街はとても暑く、ビールが飲みたい気分だったけど（一人で飲むぶんには平気）、ここは妥協策？としてイタリアンを食べワインをいただくことに決定。
本来は夜にパスタを食べるのはあまり好きではない（※保守的だからか）のですが、「シチリアのマンマの味」とうたわれたサンマのスパゲティを食べました。
私には、シチリアといえばイワシかマグロなんだけど…、サンマって食べるの？そして日本の地中海ではサンマは捕れるのか…？
そんな疑問はさておき、結構豊富なイタリア・ワインリストのあるお店で喜んでいたのもつかの間、シチリアワインはボトルしかなくて、同じ島ならよかろうと、やや強引な判断のもと、サルディニアワインを選んでみました。
いなかに住んでると、そうそうこんなローカルワインも飲めないので、ね。
それにしても、イタリアの白ワイン、「辛口」と書いてあっても結構甘いのが多いのですかね。
サルディーニャも、太陽の下の大地のワイン、というよりは、きりりと冷えた甘～い葡萄のお味。
あり…？
夏も終わってはこのイタリア・マイブームも去ってしまいそうですが(^^;)、なかなか求める味には出会えない今日この頃。
シチリアを味わえなくては夏は終わらないかもネギ。
（↑いなか人ならではの悩みやね）
