pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

揺らぐバーボン・イメージ

世間はお盆シーズンなのか、田舎の風物詩、にわかに県外ナンバーも増えて通りは渋滞気味。

交通事故に遭って以来、もう3カ月近くになりますが、天候不順のせいなのか気のせいなのか分かりませんが、いまもときどき手足がしびれます。
医者に通い続けるのも一苦労、首を吊ったり電気流したところでこのしびれがどう治るというのか、イマイチわからず、示談を成立させようかな~と思いながらも、そう思うとなぜかしびれがぶり返すので、今日もリハビリへ。

医者へ通う道と酒屋が近い?ので、ジンジャーエールを買い足そうと思い、寄り道。
長梅雨にアルコール依存度は下がっていますが、なんか面白そうなものはないかね?と思ってウィスキーコーナーへ行くと、最近気になっていたバーボン、メイカーズマークが入庫しており、思わず足が止まりました。

前にもちらりと書きましたが、バーボンを実際に飲む前の私のバーボンに対するイメージは「男くさい」というイメージ。無骨、骨太。西部劇。なぜか髭。

ところが、シングルモルトからウィスキー道に入った身、タフなアイラのお酒に比べると、トウモロコシのせいか、IWハーパーが悪いのか、思っていたよりずっと軽く、甘かった。
ので、「男くさい」イメージはガラガラと音をたてて崩れてしまい…、いまとなってはカジュアルに楽しむというイメージが定着。

とはいえ、IWハーパーしか飲んだことがなく、この銘柄は知人(男性)の評が辛かった(甘かった?)ので、IWハーパーだけが甘いのかしら、という薄い望み(←?)もまだ残存していたところ、こうした気になる銘柄に遭遇したわけです。
ただ、おっしゃれ~なボトルは全然無骨なイメージに合わないけれど…。

秋に比べウィスキー消費量が落ちているので、まだバーボンは残っているなぁ(し、暑いとバレンタインのハイボールが気分。バーボンはちと甘い)、とも思い、しかもちょっと高め(比:ハーパー)だったので迷いましたが、バーボンイメージ追求のため、試してみることに。

幸い、クレジットカードのポイントでもらった商品券で賄うことができ、どうでもいいことですが、「金は天下の回りもの」としみじみ感じた次第(←バカ?)。

さて、はじめて飲むウィスキーは、どうやって飲もうかな~といつもドキドキします。
バーボンはロック、と思っている節がありますが、とりあえずストレートで。

…。

お~、アルコールだ…。

というのが第一印象です。詩人ではありませんね。

タリスカーを初めて口にしたときのような、スパーシーさに負ける…、けど、二口目からは慣れてくるから、ウィスキーとは不思議なものですね。
あまりフルーツを感じず、タフとも違う。

またまた思っていたイメージに到達できず、う~ん、この先どうやって付き合っていこう、と考えながら氷を投入。
不思議なもので、ただ氷を入れるだけで、ずいぶん味がまろやかに。
味がやさしくなる(アルコール臭が和らぐ)と、ヴァニラを感じる、知ってるバーボンの味に。

う~む、やっぱり「バーボン=男くさい」というイメージは間違ってるんでしょうか?
ふつうはどう感じるものなのだろうと、気になる今日この頃です。