pico_usagi’s blog

つれづれ鑑賞記を引っ越し作業中です!

ピナ・バウシュ

最近、休んでません。
し、休日に事故処理をしたりして、この春はあまり遠出していない…(ハズ)。

田舎暮らしのお買い物好きらしく(←?)、どこかお出かけしたい~、というのは常の病。
しかし、ダンス・パフォーマンスをみたいなぁ、と思いつつ、今年度は外れなのか、休みのタイミングが合わないせいか、2月のノイマイヤー以来、なにもみてまへん。
5月のノイマイヤーのロミ&ジュリ(デンマーク・ロイヤルバレエ)を西宮でみようかな~と思ったとたん、インフルエンザ騒ぎだし、そもそも事故に遭ったし。

そんなかんなで情報に疎くなっていた今日この頃、なんとまあ、ピナ・バウシュが死んだそうな。
近年のピナはあまり自分の琴線に触れないことがわかったので(日本人はピナ好きだけど、性&暴力の描写が自分にはなじまず)、ベジャールが死んだときほど「あー」とは思わなかったけど、なんというか、ひとつの時代が終わっていくなあ、と感じる今日この頃。

ピナについていえば、「7つの大罪」「カフェ・ミュラー」「春の祭典」などの過去の作品再演と、「パレルモパレルモ」の中期作、「過去と現在と未来の子どもたちのために」「バンドネオン」の近作をみています。
あ、結構みてるね(←ちなみに、ダンス鑑賞歴は10年くらい)。

「カフェ・ミュラー」は行き場のない女の感情と、それをどうすることもできない男の描写が、すごく哀しく、中でも一番印象に残っている(←もちろん、明るい気持ちにはなりませんが)作品です。
これは実見できてよかったなぁ。
ちなみに、アルモドバルのフィルム『トーク・トゥー・ハー』に出てくるのはこの演目。

思えば、最近はみたいコレオグラファーが少しずつ世代交代してます。
まったく、浦島たろ子な気分。
古い世代になっていくけど、こうなってはマッツ・エックをぜひ実見したいところですが、なかなか日本には来てくれません。

ムーミンも見直したことだし、スウェーデン行くか(←トーベ・ヤンソンデンマークフィンランド人)?