19世紀絵画あれこれ。
「またオルセー」とかいっていたのですが´д` ;
月曜日は開館している美術館が限られているので、いってきました新美術館。
ひとことでいって、今回のオルセー美術館展は、王道だった(-。-;
学生時代、オルセーでみた作品が、まああるある(-。-;
(そういえば、オルセー自体が常設展を近年リニューアルしたんだったから、いまは構成変わったのかしら…)
興奮のあまり、図録を買おうかと思ったけれど、高いし重いので断念´д` ;
しかし、痒い?ところになんとやらで、全図掲載のプチ図録がお手頃価格で売っており、こちらでお手打ち。
(自分がなに観たか、という備忘録だね)
便利な世の中になったものだ´д` ;
最初はフ?詰まり渋滞しますが、遠巻きでもみられるのが油彩画展示のいいところ。
混んではいますが、なんとか自分のペースでみることができます。
19世紀絵画というと、なにかと「浮世絵の影響」というのに食傷ぎみですが、今回はフツーの西洋美術史の文脈でみられます。
なんというか、やはり視覚芸術なのよね。
それはそれで。
気になった作品はモローとか。
モローにしては初々しいというか硬い、アルカイックな表情の、いかにも世紀末な感じがまだそんなにしない作品ですが。
たがらかえって薄ら寒い感じが怖い、と今回思った作品。
イアソンだから、メディアか、セイレーンか。
全然血が通っていないファム・ファタールだよ´д` ;
モンティセリというあまり知らない画家。写真ではあまりわからないですが、油彩の扱いがアヴァンギャルドへの道を髣髴とさせて、興味深かったデス。
現代では評判のよくないアカデミストの代表格のようなカバネルですが…。
この肖像をみると当時人気作家だったというのがよくわかるわ。
奥さん、肌かキレイ´д` ;
などなど。思うところ大アリの展覧会でした。